【アニメ】天元突破グレンラガンの感想|アンチスパイラルの不運について[後半ネタバレあり]

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©GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通

 

10次元と11次元の狭間からこんにちは。 

いきなりとんでもない所から挨拶すみません。

この記事は、

「天元突破グレンラガン」のネタバレが含まれていますので、螺旋力の低い方観ていない方は、読まない方がいいと思います。一応最初の方に「あらすじ」と「全体的な感想(ネタバレ無し)」をつけておきます。

 

 あらすじ

これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。
遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。
騒ぎの中、シモンは巨大な顔に光るドリルを差し込むと、その顔はロボット=ガンメンとなってその姿を現した。シモン達は襲いかかる敵ガンメンを打ち破ると、勢いそのままに地盤を突き割り大空へと飛び出す。眼前に広がる壮大な地上の風景に興奮を隠せない一行は、地下暮らしを投げ打って地上で旅する事を決意する。だが地上は獣人達が人間に対して侵攻を続ける戦場でもあった。

天元突破グレンラガン - Wikipedia

 

全体的な感想(ネタバレ無し)

あらすじにもあるけどロボットを操縦して戦う系です。とにかく勢いがあって、カッコいいセリフ・シーンがたくさんあります。

 

最初の方は、ほとんど気合いと勢いで話が進んでいくし、ちょっと幼稚すぎるアニメなのかなと引き気味で観てました。でも見事に熱い気持ちにさせられたし、感動する場面もあり、かなり楽しめました。

ストーリーも単調な話かと思いきや、山あり谷ありで「まじか!?」とか「これはヤバい」ってシーンが盛りだくさんです。あとスケールがでかいっていうか、観ればわかるけど色々でか過ぎです。

 

女の子可愛いし、歌も良いです。

正直観て良かったって思います。おすすめです。

 

 

 前に面白いアニメを探す記事を書いたのですが、「天元突破グレンラガン」はたくさんの人からオススメのアニメとして上位で紹介されていました。(だから観ました)

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ここより先ネタバレーーーー

 

的を絞って下記4点を書いていきます。

・好きなシーン

 

アンチスパイラルの運が悪い所

 

・ヨーコ一番強い説

 

・最後どーなの?

 

好きなシーン

11話「シモン、手をどけて」から、シモン復活のシーン

なんかミーハーですみませんが、やはり最高でした。

 

アニキが死んでからの2・3話のシモンの廃人ぶり。

 

そして、

 

ニア「シモン……シモンはアニキじゃない。シモンはシモンでいいと思います」

カミヤ(回想)「お前を信じる、お前を信じろ」

 

 

からの、

 

「兄貴は死んだ! もう居ない!
 だけど、俺の背中に、この胸に! 一つになって生き続ける! 
 穴を掘るなら天を突く! 墓穴掘っても掘りぬけて!
 突き抜けたのなら俺の勝ち!
 俺を誰だと思っている……俺はシモンだ! カミナの兄貴じゃない!

 俺は俺だ!穴掘りシモンだ!」

 

 

これ良かったなー。

うまくいってなかったり、凹んでたりから「ふっきれる」シーン。

シモンの表情も最高だし。この後の「必殺」のセリフの所、すげーカッコいい。

「ギガドリルブレイク」気持ちいいです。

 

アンチスパイラルの運が悪い所

「ならば、この宇宙必ず守れよ」

最大の敵「アンチスパイラル」の最後のセリフです。

アンチスパイラル(反螺旋族)は敵ですが、宇宙を守る為に行動をしています。螺旋族の力が強くなりすぎてスパイラル・ネメシス(宇宙の滅亡)が起きるのを防ぐために、螺旋族を監視・撲滅する管理をしているのです。

 

螺旋族に残酷な管理をして、自分達反螺旋族はやりたい放題かというと、そうでは無いです。宇宙を守るために全ての反螺旋族をコールドスリープし肉体的成長をしないようにしているんですよ。もともと螺旋族だったようですが、なかなかこんな判断はできないですよね。

 

そんな宇宙を守ることに熱いアンチスパイラルにはめちゃくちゃ運が悪かった所があります。

 

それは ずばり、反螺旋因子が偶然、美少女(ニア)に発現した事。

ニアが、螺旋生命体殲滅システムが起動した時に目覚める仮想生命だった事です。

 

これが普通のおっさんだったら。

反螺旋因子が発現してアンチスパイラルのメッセンジャーになるのが、おっさんだったらアンチスパイラルの勝ちだった。

 

偶然にもシモンの彼女がメッセンジャーになってしまったが為に、シモンがあげた指輪からアンチスパイラルの居場所がばれる事になってしまった。

一番地球に生息していて、一番メッセンジャーになる確率が高いのは「おっさん」だった訳だ、「おっさん」ならシモンから指輪を貰わないので絶対に見つからなかった。これは運が悪いとしか言いようが無い。どんまいアンスパ。

最後のほうで楽に銀河のかたまりみたいなのをグレンラガンに投げつけていましたが、あれを地球にやってれば、、、

 

 

ヨーコ一番強い説

ヨーコ・リットナー。

戦闘では遠距離から援護するのが多くて、一番強いってことは無さそう。

でも、

 

カミヤ・・・ヨーコとちゅーした翌日に死亡

キタン・・・ヨーコとちゅーしたスグ後に死亡

 

 ちゅーの威力やばいww

 

とはいえ、キタンの最後のシーンはすごく良かった。

最後に螺旋力でドリルを大きくするのね、ここ好き。

 

ヨーコの泣き顔がまた悲しくて。

 

でもちょっと、思いますよね。

「いやもう頼むからアンチスパイラルとちゅーしてきてくれよ」と。

 

 

最後どーなの?

壮大な話で、螺旋族全体でみるとハッピーエンドっつーか希望のある終わり方。

でも当初旅をスタートした3人は、、、。

シモンは戦いでアニキ(カミヤ)を失うばかりでなく、結婚したばっかの妻(ニア)も反螺旋族のメッセンジャーで仮想生命だったため、アンチスパイラルを倒したことで消滅してしまった。

「いいんだ、わかってたことだから。俺もニアも」辛すぎるっす。

 

戦いが終わった後はコアドリルを渡してどっか行っちゃうし、20年後もロシウやリーロンとも連絡をとっていない様子だし。

戦ってた時って20代だと思うけど、シモンのその後の人生想像つかん。シモンにはもっと幸せになってほしかったな。

アンチスパイラルを倒したらニアの中の反螺旋因子が無くなって、ニアは普通の螺旋族になりました~(パチパチパチ)って話で良くね?

 

たぶんカミヤ・キタンを失ってヨーコが生涯独身(たぶん)ってのと、ラストバトルで仲間がたくさんやられたから、主人公を幸せいっぱいにできなかったのかな。

 

まとめ

いろいろ書きましたが、ツッコミとか文句を言いたくなるほど楽しめた作品ってことです。まとめにはチョイネタを書きます。

 

最終話まで観た後もう一回観ると意味がわかる、というシーンが第一話の冒頭にある。(意味が分かるというか、違う感じかたになるというか)

 

グレンラガンを観た後にこの動画を観ると面白いです。

(劇場版少しネタバレ注意)


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いやーそれにしてもシモンさんがかわいそうと思っちゃうな。

せめてニアにリアルラガンインパ、、

10次元と11次元の狭間に戻ります。

では。